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入学前の社会経験も今の看護の仕事に活きています
中島病院 澁谷 久美子 さん
〈高等課程准看護師科〉 2017年卒業
〈専門課程看護師１科〉 2020年卒業
中島病院勤務（勤続10年 ※学生期間中も含む）
現在の仕事内容は？
今年の4月から、地域包括ケア病棟へ変更になり、入院してきた患者さんの状態、ADLをみながら他のスタッフと一緒に今後退院した後、どのように生活していくのが良いかを考えながら日々ケアを行っています。
看護職を選んだ理由は？
以前働いていた施設で、看護師と患者さんとの関わり方が印象的で、身体面・精神面で関わり方が見ていてとても安心する対応に憧れ、私もなりたい!と思いめざすきっかけになりました。また、看護師という安定した職業であることから両親からの勧めもありめざしました。
本校に決めたきっかけは？
母の知人の娘さんが、子育てをしながら通ってるという話を聞きいたこと。求人募集で、働きながら看護学校へ通い准看護師の免許が取得できる当院の募集をみて決めました。
看護師になった感想は？
一生使える資格が取れて良かったことです。
今までケアをして、良くなった患者様やご家族から「ありがとう」と笑顔で退院された時、看護師になってよかったなと思います。
学生時代の思い出は？
3人の子供が小・中・高といて、実習や試験の時は、家事や子供たちの事が終わってからだったので寝不足が続いて辛かったです。
39歳で入学して、自分の子供と変わらない年代の子と一緒に勉強や実習が出来るのか不安でしたが、同じ目標を持つ仲間として、毎日和気あいあいと楽しく過ごせて、年齢は関係ないなと思いました。
これから看護職をめざす方たちへのメッセージをお願いします。
子供にお金がかかる時期に、自分も専門学生となりましたが、当院の奨学金をはじめ、国や道の奨学金を利用することで、在学中は自分で支払うことがほとんどなかったです。
社会人を経験した分、患者様やご家族からの信用も厚く、コミュニケーションも取れやすくやりがいを感じることが多いです。
年齢・金銭面・勉強に不安があるかもしれませんが、自分の社会経験が看護にも活かされるので、是非、看護師をめざして頑張って欲しいです!
